はじめまして。
福岡市早良区西新の公認会計士の川名大哉です。
2021年9月末でお世話になった監査法人を退職し、今後は九州全域で活動しようとする公認会計士です。
今回は初めてなので簡単に自己紹介させてください。
東京生まれ東京育ち
生まれたのは1986年。東京都の三鷹市で生まれ育ちました。
三鷹といえば中央特快が止まる駅だよね、とか、ジブリの森美術館がある場所だよねみたいなイメージがあるかと思いますが、まさにその通りです。
東京23区じゃないよね、みたいな謎のマウントをとられた経験もありますがぼくは三鷹市ですくすくと社会人になるまで育ってきました。
公認会計士試験を目指す
ぼくは大学1年の終わりころから公認会計士になるための勉強を開始しました@資格の大原東京水道橋校
元々公認会計士という資格の存在は知っていました、高校の頃に選択科目があり、そこで友人につられて簿記を選択したからです(今思えば友人に頭があがらないですね)
一方で当時はそんな難関資格に自分が受かるわけないよなぁと思っており、特に将来目指そうなんてこれっぽっちも考えておりませんでした。
そんなこんなでぼくは早稲田大学の商学部に入学します(附属高校でしたので大学受験はしてません!)
入学してからのぼくはとりあえず大学生活を送っているという感じでした、普通にバイトをして普通に飲み会に行って大学の授業を受けてといった、まさにどこにでもいそうな大学生です。将来に対してあまり深く考えてもおりませんでした。
一方、早稲田大学といえば、はるか昔から慶應大学と並んで毎年多数の公認会計士合格者を出している大学です。
ですので早稲田大学としても公認会計士の資格取得を目指す学生をどんどん増やしたかったのでしょう。毎日のように大原やTACの方々がオリジナルのポケットティッシュを学生たちに配っておりました。
これが、普通に大学に行き普通に授業を受けていたぼくのルーティンワークと見事にマッチしました。いつの間にか「資格の大原」「TAC」と書かれた外観の何百枚ものティッシュが私のカバンの中を占領するようになりました。いつ花粉症になったとしても無問題といったレベルでした。(人生とは難しいもので今でも花粉症にはなっていない)。
本題がそれましたが、ぼくは非常に単純な人間ですので、いつのまにか「自分は公認会計士になる」と思い込んでいました。つまり、知らぬ間にぼくの脳は資格の大原に支配されてしまっていたのです。
公認会計士を目指した目的でよく聞くのは「俺は社会に貢献したいんだ」「公認会計士は給料がいっぱいもらえそうだから」「就職活動が苦手だから資格が欲しかった…」といったものです。ぼくの場合は「ティッシュを配られすぎていつの間にか公認会計士になるのだと思った」からという理由でした(この短絡的な性格に助けられることも多々ありますが)
勉強を開始してからは一度論文式試験で不合格になってしまいましたが、大学4年で無事に公認会計士試験に合格し、あずさ監査法人の東京事務所に入所しました。
福岡との縁
既に書いた通り、ぼく自身は福岡県に縁もゆかりもありません。
ではなんで今こうして福岡で生活しているのか。それは東京での監査法人勤務時代に福岡出身の妻と出会い、結婚したからです。
何度か福岡に旅行や妻の実家に行くようになり、福岡って食事も美味しいし、海と山にも恵まれているし、家賃も東京に比べて安いし、すごく住みやすそうな場所だなと思っておりました。
そうこうしている内にぼくたちは女の子を授かることができました。
いざ福岡へ
今から約4年前の2017年のことです。ぼくは妻に安心して育児をさせてあげたいなと思い、福岡にある事務所に異動することはできないかを考えました。
その当時、ちょうどぼく自身も漠然と将来のキャリアに悩みを抱え始めた時期でもありました。このままずっと監査法人で働き続けるのか、他に何かできることはないのかを漠然と考えていました。なので、心機一転、縁もゆかりもない福岡で働くことはタイミング的にも非常に良かったと思います。
独立を考える
福岡に来て当初は、仕事内容こそ変わりませんが、住んでる場所、職場、環境すべてが変わったのでとても新鮮な気持ちでした。
なので最初は独立することは頭にありませんでした。
ですが仕事で、独立した公認会計士や弁護士の先生たちと一緒に働くことがあり、監査法人の外ではどんな仕事をやっている人がいるのかを聞いている内に、次第にぼくも独立というものに興味をもつようになりました。
なにより、話を聞いていて魅力的に感じたのが、独立した公認会計士や税理士の先生たちの働き方は「会社と同じベクトルを向いている」ということでした。
もちろん監査もとてもやりがいのある仕事だと思います、ですが監査はやはりお客さんからは独立した立場で物事を批判的に吟味することが求められる仕事です。
お客さんと同じベクトルで働くことの方が、より自分の性格に合っているのではないか、より自分の価値を発揮できるのではないか、と思うようになりました。
そしてついてにその気持ちを抑えることができず、2021年9月末であずさ監査法人福岡事務所を退職し、独立開業しました。
今後について
今までのぼくは、漫然と日々を過ごす人生を送ってきましたが、今の私の理念は「会計・税務の知識を通じて人の支えになりたい」ということです。
世の中には会計の知識がないので苦しんでいる方が多いと思います、せっかく経営の才能があるのに会計の知識がないから銀行から融資を受けれない、計算書類を作れない、会計処理をどうしたらいいのかわからないなど数えだしたらキリがありません。
ぼくの強みは他の人よりも会計に関する知識があるということですので、この強みを生かして困っている人に支えになれるように貢献していきたいと思います!
今後は会計・税務に関する有益な情報を積極的に発信していきたいと思っておりますので、気が向いたときやちょっとした息抜きにぜひご覧いただけると嬉しいです。
大変恐縮ですが、現状は税理士登録が完了していないので税務の相談に対応することができませんので、ご了承下さい。
今後ともぜひともよろしくお願いします!
ではまた!