皆さんお疲れ様です。福岡市早良区西新の公認会計士、川名大哉です。
皆さんは会計ソフトを使用していますか?
世の中色々な会計ソフトがありますよね、昔のように全て紙で仕訳を書いていた
時代と比べると本当に便利な時代になったと思います。
ただこの便利な時代に皆さんついてこれていますか?
(私は若干怪しい…)
というわけで、本日は会計ソフトのfreeeについての記事を書きたいと思います。
私は監査法人で働いている時は上場会社をメインで担当していたので、
恥ずかしながら会計システムについて深く考えたことはありませんでした…。
このためもっと会計ソフトについて知識を深めなければ…ということで、
freeeの認定アドバイザーに関する無料説明会に出席しました。
中小企業
突然ですが日本に中小企業が何社あるかご存じですか?(私は知らなかったです)
平成30年の中小企業庁のデータによると、中小企業は日本に約357万社(福岡市は約4万社)あるようです。
そして日本の会社の99%は中小企業なんですね。予想よりはるかに多くないですか?
そして中小企業の方々が抱えている課題が「バックオフィス業務が非常に多い!」ということのようです(生産性でいうと大企業の半分程度のようです)。
そこで、このような課題を解決するために満を持して導入されたのがfreeeという会計ソフトなんです!
freeeって何?
インターネットで調べればだいたい出てくる情報ですが、freeeというのはクラウド会計ソフトのことですね。
クラウドって何?って思われる人も多いかと思いますが、
ざっくりとしてはインターネット上で提供しているサービスをイメージしてもらうといいかと思います。
今までの会計ソフトって自分のパソコンに会計ソフトを直接インストールして使用してましたよね?
freeeだとその作業が不要なんです、なぜならインターネット上で使えるので。
そしてこのfreeeを使っている会社がどんどん増えてきているということで(確か直近で28万社)非常に勢いがあるんですね。
この数値だけでもfreeeって便利なソフトなんだろうなぁということが想像できますね。
他にもクラウド会計ソフトを提供している会社はあります。有名どころでいえばマネーフォワードなんかがありますね。
私は両者を使ったことがないのでどちらが良い悪いといった話はできません。
ただ、マネーフォワードも多数の利用者がいることからも、いずれも使いやすい便利なツールであることは間違いありません。
その中で、freeeが一番強みとしている点は「バックオフィスツールの効率化」という点でした。
というのも会社の活動って複雑で一つの取引の会計処理だけ取り出しても、資料を集めて入力して、
ミスがないかを確認してそれをもとに財務諸表を作って…
そしてその過程では債権の管理をしたり請求書を発行したり…などとたくさんやることがあるんですね。
そしてその一つ一つを手作業でするので当然ミスも起こりやすい。
そこに目をつけたのがfreeeです、これらの全ての流れをfreeeに集約させることによって業務を効率化させる。
そしてこれによってバックオフィス業務を効率化させよう!という狙いなんですね。
空いた時間で…
無事に業務の効率化が達成できたらどんなメリットがあるのでしょうか?
空いた時間で、テレビが見れる、スマホでyoutubeを見れる、映画を見れる…全て違います!(別にそれを否定はしませんが…)
業務の効率化によって空いた時間を、本当にしなければならない仕事をする時間に費やすのです!
本当にしなければならない仕事とは、バックオフィス業務によって得られた会計数値を分析し、
将来に生かせる情報を抽出するという仕事です。]
言い替えると、会計数値というのは作成することが目的ではなく、
作成された数値を予算や計画を照らし合わせて、何でずれたのか?何が原因だったのか?
原因の解決のために何ができるのか?ということを検討するための材料なのです。
認定アドバイザー
freeeの認定アドバイザー(要はfreeeを広めることができる人として認められた人)なるためには3つの要件があります。
独立した会計士として価値を発揮するためにはぜひともfreee認定アドバイザーになっておきたいところです。
ではどうすればなることができるのか?調べたところ、以下の3つの要件を満たす必要がありそうです。
- 会費を払う
- 試験に合格する
- freee導入先を3件以上とる
まず1つめの会費を払うだけなので問題なさそうです。2つめの試験に合格する、
これもぱっと見難しそうではありますが色んなサイトを見る限りそこまで難しくはないのかなといった印象です。
ここまで来て、「お、これいけるんじゃね?」って思った自分が浅はかでした。
3つめのfreee導入先3件以上…いやぁ今の状態では厳しいですね。
freeeの導入を検討している方に有益な情報提供ができるように勉強しないといけないなと思いました。
来るべき時に備えてしっかりと勉強しておこうと思いますので、
freeeの導入をご検討いただいている方はぜひとも川名公認会計士事務所へご連絡頂ければ嬉しいです。
それではまた!